- SONYα7IVは子どもを撮影するのに向いてる?
- アマチュアでも綺麗な写真が撮れる?
- ズームレンズキット(SEL2870)ではどんな写真が撮れる?
こちらの記事は、SONYのカメラα7IV(ILCE-7M4)を実際に1年以上使った感想・レビューです。
私の場合、子どもの写真を撮影するのに使ったり、ブログ記事用の写真を撮ったりすることに使用しています。
同じように子どもの写真撮影が目的でSONYα7IVを購入するか迷っている方は、購入の前のご参考にしてください。
SONYα7IVの性能
▼SONYα7IVの仕様▼
画素数 | 3300万画素 |
---|---|
動画撮影 | 4K60p 4:2:2 10bit、FHD120p |
連写撮影 | 最大10コマ/秒 |
ISO感度 | 100〜51200 |
液晶モニター | バリアングル(いろんな方向に動かせます) |
手振れ補正 | 5.5段 |
瞳AF | 人物/動物/鳥 |
SDカード | 2枚入れられる |
重さ(本体+バッテリーとメモリカードを含む) | 658g |
SONYα7IVを使って感じたメリット
画質がキレイ
SONYα7IVで撮影した写真はとても画質が良く、背後のボケもいい感じに出るのでとても綺麗に見えます。
以下の写真は同じ日に、同じ場所で撮影した写真です。
▼SONYα7IVで撮影した写真
▼iPhone15で撮影した写真
▼SONYα7IVで撮影した写真
▼iPhone12proで撮影した写真
スマホで撮影した写真・動画を比較してみると、違いがハッキリわかります
写真だけでなく、動画もとても高画質で撮影することができます。
リアルタイム瞳AFでオートフォーカスしてくれる
SONYα7IVは「リアルタイム瞳AF」機能がついていて、人物/動物/鳥の瞳を自動で検出してピントを合わせてくれます。
瞳のオートフォーカスがあることで、動きが多い子どもの写真も即座にピントが合います
子どもはじっとしてないからほんまに良い機能!
写真も動画も万能に撮れる
SONYα7IVは写真がキレイに撮れるのですが、動画も万能に撮れるので、子どもの撮影をしたいと思っている方にはちょうど良いカメラです。
一方で、「動画をメインに撮りたい」「長時間の動画を撮りたい」という場合は、「ZV-E10」のような動画向きのカメラがおすすめとなります。
画像を即座にスマホに転送できる
α7IVで撮影した写真は、専用アプリ「Creators’ APP」を使えばスマホに画像を転送することができます。
撮影してすぐにスマホに転送できるのがとっても便利です
Bluetoothでつなぐからコードとかもいらんで
私はお出かけした帰りの車の中でスマホに転送して、家族アルバムアプリ「みてね」にアップロードしたりしています♪
プリセットで調節して好みの雰囲気を作れる
SONYα7IVでは、思い通りの雰囲気で写真を撮れる10種類のプリセット「クリエイティブルック」を使用できます。
プリセットからさらに色味やシャープネス、明るさなどを調節できるので、自分好みの雰囲気を作ることができます。
ST | 被写体・シーンに幅広く対応する標準の仕上がり |
---|---|
PT | 肌をより柔らかに再現。人物の撮影に最適 |
NT | 彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現。パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも最適。 |
VV | 彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現 |
VV2 | 明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に |
FL | 落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に |
IN | コントラストと彩度を抑えたマットな質感に |
SH | 透明感・柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気の仕上がりに |
BW | 白黒のモノトーンで表現 |
SE | セピア色のモノトーンで表現 |
グリップが握りやすい
α7IVのグリップはとても握りやすいです。
男性の大きな手にもフィットし、長時間の撮影でも疲れにくい安定した持ち心地となっています。
カメラをしっかりと支えられるため、手ブレのリスクも軽減され、より確実な撮影が可能になります。
SONYα7IVを使って感じるデメリット
機能が多くて全て使いこなすのは難しめ
SONYα7IVはやれることや設定できる機能がとても多いので、全て使いこなすのは難しいと感じます。
カメラについて勉強するのが苦ではなかったり、色々な機能を使って良い写真を撮りたいというこだわりがある方にとっては向いていると思います。
やはりカメラの重さを感じる
α7IVはフルサイズのミラーレス一眼カメラなので、やはり少し重いなと感じます。
2人の子どもの荷物+カメラは重さが負担に…
子どもの荷物は多くなりがちで、プラスでカメラを持って行くとなるとなかなかの重さを感じます。
左がα7IV(フルサイズのカメラ)・右がNEX-3N(APS-Cのカメラ)
カメラの重さが心配な方は、コンパクトで軽量なモデル「SONYα7CII」や、APS-Cの「SONYα6400」もおすすめですよ。
APS-Cとフルサイズのカメラの違いについては下記の記事をご参考にしてください。
オートフォーカスがあってもブレる時はブレる
α7IVのリアルタイム瞳AF機能は非常に優秀ですが、動きのある子どもを撮るとブレた写真になる時もあります。
リアルタイム瞳AFがないカメラだと、もっと悲惨なことになるのかも…
α7IVは毎秒最大10コマの連写もできるので、たくさん写真を撮って良い瞬間の一枚を収めるようにしています。
長時間の動画撮影には向いていない
SONYα7IVは熱耐性がいまいちで、4K撮影で30分以上の動画撮影をすると熱で落ちてしまうことがあります。
長時間の動画を撮影したいという場合はα7IVは向いていません。
私自身はだいたい3分以内ぐらいの動画撮影が多いので、特に気になりませんでした
長時間の動画撮影を予定している場合は、動画向きの「ZV-E10」のようなカメラがおすすめです。
SONYα7IVで撮影した写真
プロが撮った写真は綺麗だけど、普通の人が撮ったらどうなるの?
私自身、カメラを購入する前は「普通の人が撮ったらどれぐらいの写真が撮れるんだろう…」と気になっていたので、ご参考までに私が撮影した写真を掲載します。
レンズはズームレンズキットのSEL2870です。
SONYα7IVで撮影した写真を見る(タップして開く)
キットレンズSEL2870でもいい感じのボケ感を出してくれます。
イルカの一瞬の動きも連写でバッチリ撮ることができます。
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SONYα7IVのよくある質問
- α7IVはどのようなレンズに対応していますか?
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α7IVはEマウントレンズに対応しています。
広角、標準、望遠、マクロなど、様々なタイプのレンズを使用できます。 - α7 IIIからの主な進化点は?
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α7 IVは画素数の増加、動画性能の向上(4K60p撮影やS-Cinetone対応)、さらなるオートフォーカス性能の向上などがあり、全体的に写真と動画撮影の両方において高性能化されています。
▼α7IIIとα7IVの性能比較▼
特徴 α7 III α7 IV 画素数 2420万画素 3300万画素 画像処理エンジン BIONZ X BIONZ XR(8倍の処理能力) ISO感度 100〜51200 100〜51200 オートフォーカス 693点の位相差AF+425点のコントラストAF 759点の位相差AF+425点のコントラストAF リアルタイム瞳AF機能 人物/動物 人物/動物/鳥 動画性能 4K30p 4:2:0 8bit 4K60p 4:2:2 10bit ピクチャープロファイル S-Log2、S-Log3、HLG S-Log2、S-Log3、HLG、S-Cinetone 手ブレ補正 5.0段分補正 5.5段分補正+動画時アクティブモード 液晶モニター チルト バリアングル ファインダー 約236万ドット 約368万ドット α7IIIとα7IVの性能比較 - ILCE-7M4とは?
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ILCE-7M4は、SONYのフルサイズミラーレスカメラα7 IVのモデル名です。
「ILCE-7M4」はボディのモデル名、「ILCE-7M4K」はズームレンズキットであることを意味しています。
まとめ:SONYα7IVは購入して大満足のカメラ
SONYα7IVを使って感じたメリット・デメリットのまとめです。
私自身は思い出を綺麗に残すことができるため、大満足しています!
現在は軽量でコンパクトなモデル「α7CII」という選択肢も加わり、αシリーズがさらに魅力的なラインナップとなっています。
価格もα7IVより安いので選択肢として「α7CII」もとても良いと感じます。
カメラは高価なものですので、ぜひ色々と比較してご検討してくださいね。
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